わが家ではコルクマットを敷いています
  

フローリング床 犬への影響

室内で犬と暮らす場合、比較的お手入れがラクなフローリングにされている家庭が多いようです。しかし、フローリングは犬にとってとても滑りやすく足腰など関節に負担がかかりやすく、犬の椎間板ヘルニアという疾患の原因となる住環境のひとつとされています。

また、フローリングにはワックスなどのケアが必要です。しかし一般的なワックスやコーティング材、床用クリーナーなどは環境対応がおくれているものも多く、ほとんど石油系から作られておりその有害性が問題となっています。
一時的にキズや汚れを隠してきれいにみせる働きを重視し、あくまで家庭でカンタンに使用できる清掃用品として簡単に水に溶けるようにつくられています。

床をなめる可能性のある赤ちゃんやペットのいる家庭ではとくに注意が必要とされでいます。また、その有害物質は室温でも揮発するものも多く、毎日知らないうちに吸い上げていたりしてアトピーやアレルギーシックハウス症などをひきおこすとして問題となっています。

人間の赤ちゃんや幼児、犬などのペットはいちばん床に近いところで生活しています。また、犬はいつも裸足。汗腺がある足の裏から、あるいはその足の裏を舐めたりすることで、危険な化学物質を口から摂取してしまう可能性がたかいのです。

   

ワックス・コーティング剤をチェックしてみた

ワックスは毎日生活する室内の床に塗るものですから、絶対に危険性が疑われるような物質が成分として混入されているものは避けたほうがよいでしょう。成分によっては、長い年月をかけて溶けだすものもあります。有効成分をよくチェックして、耐久性や値段で選ばず、安全性でえらんでほしいと思います。プロ用資材ではSDS(安全データシート)と呼ばれるものがメーカーから公開されています。

犬と暮らす前に使用していた某有名メーカーの床ワックス材のSDSをチェックしてみると、有害性情報・環境影響情報はほとんどデータなし。なのに要約として危険物に該当しない、標準仕様濃度範囲では人体への有害性は低いと明記されていました。また注意書きとして「危険性・有害性の評価は必ずしも十分ではないので取り扱いには十分注意してください」とありました。なんと信用性の低いことか。データがないばかりか、評価が十分でないものが普通に販売されているということにがっかりしました。

シックハウス症候群の原因となっている揮発性有機化合物(VOC)、有機リン化合物、環境ホルモン嫌疑物質、金属架橋剤の亜鉛が材料のなかに入っていないものを選びたいです。厚生労働省が定めるVOC濃度の指針値が基準値以下のものでも、症状がでることもあるので安心できないというのが現状です。

床材についても化学的な接着剤を使用していないもの、表面を化学薬品などで加工・塗装していない無垢材の床がよいとされています。 有害物質の揮発の心配がありません。だた無垢は傷つくからと避けられる傾向があります。しかし 傷ついたところはヤスリ等でならしながらうまく使用すれば、ながく安心安全に使えることにつながっていきます。

参考

生活環境におけるシックハウス対策/厚生労働省

おすすめ床材・ワックス

わが家もフローリング床ですが、お手入れにはドイツ製のアウロというフローリングワックスを使用しています。石油系化学物質を一切使用していない、有毒・有害なガスも発生しない100%天然成分でできていて、全成分表示しています。

犬や赤ちゃんがもし、このワックスをぬったフローリング床を舐めてしまっても安心。私がこのワックスを選んだ最大のポイントです。さらっとしていて早く乾くので気になったときに床のふきそうじ感覚で手軽にできるところがおすすめです。

また使用方法どおりの分量で、家中のフローリングはもちろん、木製の家具やドア、下駄箱などまで拭きまくり、家中じゅうぶんにきれいにできます。それでも液が残るくらいです。わが家でつかっているワックスは0.5Lサイズで、いつもこちらの取扱店グリーンドッグさんで購入しています。希釈して使うので、2週間に1度のペースでワックスがけしたとすると、約半年分もあります。さっと気軽に使いやすいウエットティッシュタイプのもあります。

自然なしっとりとしたつやがでます。気になるニオイですが、原液はニオイがあります。ユーカリのニオイでしょうか?ハーブの香りがします。でも、拭き終わったころにはそのニオイはほとんど残っていません。気になりません。

デメリットとしては、ぶ厚いワックスがかかるわけではないので、爪あとがつくのをを完全に防止することはできないところです。そして、ノンスリップ効果はほとんどありません。愛犬がよく活動する場所では、足腰の負担を考えてカーペットやマットを併用したりするとよいと思います。ただ、毛足がループ状になっているものはツメがひっかかり、危険ですので避けましょう。

愛犬のためにコルクマット

わが家では、愛犬のすべり防止にコルクマットとくりかえし使える吸着フローリングマットを使用しています。

コルクマットは冬はあたたかくて夏は素足で歩いてもフローリングのようにベタベタしません。耐水性もあり燃えにくく、クッションによりヒザをついたり寝転んでも痛くありません。ダニなどの防虫効果やカビの繁殖も防ぐ効果があるので安心できます。お掃除は、掃除機・水拭き・水洗いOKです。

なかでも光触媒効果のある抗菌・消臭コルクマットがおすすめです。

気になるニオイも分解、アトピーやシックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドなどの物質や大腸菌などの細菌を1日で約95%以上低減し浄化する優れものです。人間の赤ちゃんや犬がなめても大丈夫というほどの安全性です。通常のタイプより光触媒のタイプは少々お値段ははりますが、あとあとのことを考えるとお手入れもラクですし、いつも清潔で安全なのはうれしいです。

コルクマットについて
樹齢150年から200年といわれるブナ科の樫の木(コルクガシ)の樹皮からつくられます。はがされた樹皮は9年後にはもとどおり再生し、くりかえし採取することができます。木を伐採するのではないので、そこに生息する鳥や小動物の生態系も守ることができ、とても環境にやさしいのです。
光触媒とは
光エネルギーによって化学反応を活性化させる物質の総称。酸化チタンを施したコルクマットは紫外線により酸化反応をおこします。この強力な酸化力がニオイの元となる有機物質を分解し空気をきれいにしてくれます。

犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』