我が家であたえているプレミアムフードの写真です
  

良質なペットフードをえらぶために

犬は飼い主さんに与えられたフードを食べるしかありません。愛犬のために責任をもってフードを選んであたえてあげてほしい。パッケージやキャッチコピー、価格で安易にえらばないでほしいです。安いフードを食べていてもなんのトラブルもなく長生きする子もいます。でも、フードが原因で病気になったり・トラブルで悩む子もたくさんいるのです。

良質なペットフードをえらぶときに、避けたほうがよいポイントをあげますので参考にしてください。

あいまいな原材料表示のあるフードをさける
肉類・野菜類・動物性油脂・植物性油脂・ビタミン各種・・・などといったあいまいな原材料表示のあるフードは避けましょう。どんなものかまったくわかりません。
副産物・副産物粉表示のあるフードはさける
AFFCOの定義によると肉以外の・・とありその安全性ははっきりしていません。
主原料をみきわめる
犬の本来の食性を理解し、主原料はなにかを見極める
フードの形状・着色・キャッチコピーにまどわされない
フードの風味付け、形状や色は犬にとって必要ありません。合成調味料、着色料、香料などが添加されていることが多くあります。またメディアやCM、ブランド、パッケージのキャッチコピーを信用しないこと。
危険な合成添加物を使用しているフードはさける
酸化防止剤(エトキシキン・BHA・BHT)や保存料、漂白剤、防カビ剤などの合成添加物を使用しているものは避けましょう。
塩分・砂糖・キシリトール添加のあるフードはさける
塩分や砂糖、キシリトールなどの合成甘味料などを添加しているものは避けましょう。
人間の食品レベル基準をクリアしているか
人間の食品レベル基準をクリアしている、人が食べれるレベルの原材料を使用しているフードは安心度がちがいます。
賞味期限が長いフードはさける
賞味期限が長いものは避けましょう。開封して1ヶ月以内・未開封で1年につかいきれるものを。自然界のものはすべて酸化し、腐ります。酸化防止・品質保持に使われるビタミンCは12時間で効力を失い、ビタミンEでも1ヶ月は持ちません。賞味期限が長いものは添加物量があやしい。
カスタマーサポート体制があるかどうか
お客様相談の窓口があり、メーカーがきちんと対応してくれるかどうか
極端に格安なフードはさける
ホームセンターなどの量販店などで入手できる格安なぺットフードは避けましょう。愛犬の1食分はいくらになりますか?その値段で栄養満点だとか栄養バランスが整っているはずがありません。
並行輸入品のフードはさける
並行輸入品(ラベルが全部英文です)は避けましょう。並行輸入品は正規品とちがい、輸入ルートが不明、温度管理もされない格安な輸送手段であったりして、日本に届いた時点でのペットフードの品質に疑問があります。
   

フードの主原料をみきわめよう

愛犬に与えているフードの主原料を知っていますか?

ペットフード表記の規則では、原料の使用量の多い順に表記することになっています。表記されている原料の3〜4番目までが主原料です。フードのラベルを確認してみてください。

いちばん最初に記載されている原料名は、たとえば、肉類(鶏・牛など)で、穀物、野菜…などの順に表記されているとおもいます。
ここでいちばん最初に肉類の表記があった場合、肉類が主原料のペットフードだと思ってしまいますが、じつは穀物が主原料だった…ということがあるのです。そこには表示のカラクリがあります。

ペットフードによく使用されているとうもろこしを例にとってみましょう。
とうもろこし、とうもろこし粉、コーングルテンミールはみな同じとうもろこし原料です。しかし、表示においてこれらは別々に表記することになっています。

これらのフードの占める割合を合計してみると、一番最初に記載されている肉類より多くなり、実はとうもろこしが主原料のフードだった、ということがあるのです。 また、すべてのフードがそうというわけではありませんが、私たちが想像するレベルのとうもころこしやおいしい実の部分が使われているとも限らないのです。

原材料はひととおり確認することをおすすめします。

ペットフードの原材料・中身を知ろう

ドライフードの原材料の表記の中には、これなんだろう?と思うものがたくさんあります。愛犬にあたえているフードの中身をしっておきたいと思いませんか?愛犬に与えているフードの原材料にどんな名称で書いてあるかチェックしてみましょう。どんなものかわかりにくいまぎらわしいものがたくさんあります。

ミートミール
ミートミールとは、とてもあいまいな言葉で、AAFCO(米国飼料検査官協会)の定義によると、「通常の作業で偶然混じる量を除いた、血液、ひづめ、角、皮、糞、胃、第一胃をふくまずに、廃棄物処理された哺乳類の繊維」とあり、とてもあいまいなもので、廃棄物同等のものなのです。
チキンミールやラムミールなど由来のわかるミールはこのミートミールとは違います。チキンミールはAAFCOの定義によると、「ひき肉にされるか、サイズを小さくした鶏肉」とあります。こうした、チキンミール、ラムミール、由来の分かるミールは水分が少なく、タンパク質の多い、ただのチキンやラム肉より良い原料とされています。
しかしながら、由来がわかるとはいえどのレベルのチキンなのかラムなのかは分かりません。最高品質の○○ミールなのか、粗悪な○○ミールなのかは、メーカーのポリシーやプライド、原材料についての詳しい表示や証明をよくチェックしてみきわめるしかありません。
粗タンパク、粗脂肪、祖繊維などの「粗」とは、おおまかな数値を示したものではなく、栄養成分の表示についての分析上の精度を示したもので、ペットフードは栄養成分を保証するという観点から分析上の保証精度を「粗」で示しています。参考:ペットフード公正取引協議会
ビタミン、ミネラル
ビタミン、ミネラルには天然原料と化学合成されたものがあります。天然のビタミン・ミネラルは高価なので、一般的に使用されているものは化学合成のものが多いようです。「ビタミンB1」とか「VB1」など、成分名が記載されているものは、原料が合成であるということです。天然由来の原料を使用した場合には、大豆油(ビタミンE含有)や、酵母(ビタミンB1含有)など、食品名が記載されています。
化学合成のビタミン・ミネラルは、吸収率や体内でのはたらきの面で天然原料よりも劣り、安い原料の場合、さらに製造過程の薬品等、残留物が残っている可能性があります。

合成添加物の使用がないかチェックしよう

2007年3月に北米でペットフードが大量リコールされたり、日本でも原材料表示偽装があったりして、メーカーや原産国、原材料、表示そのものに不安や疑問を抱くオーナーさんがふえました。

2009年6月、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)が施行され、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売は禁止されました。原則として添加物をふくむ原材料すべてを記載することになり、今までよりはあきらかな添加物が入っているかどうかわかりやすくなりました。

とはいえ、合成添加物が使用されているペットフード・おやつはいまだに多く存在しており、それが原因で病気やアレルギーなどのトラブルがおきている可能性があると指摘されています。

以下に代表的な危険な添加物をあげておきます。どんなものがあるのか知っておくことが大切です。商品のパッケージの裏側の原材料表示を一度チェックしてみてください。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)・BHT(ブチルヒドロキシトルエン)
もともと石油の酸化防止のために合成された化学物質で、日本でも魚介冷凍品・チューインガム・バターなどの酸化防止を目的に使用が認められており、ペットフードの保存料(酸化防止剤)としても広く使用されてきました。発がん性が高く、また肝臓・腎臓の機能障害などを引きおこすことで知られています。
エトキシキン
ゴムの固定剤として開発されたダイオキシン系の化学合成物質で、殺虫剤・除草剤・化学兵器としてとして使用されていました。ベトナム戦争で使用された枯れ葉剤の成分であることは有名です。ヨーロッパでは危険な物質としてペットフードへの使用が禁止されています。日本では農薬としての使用も禁止されていますが、殺虫剤の成分に使われています。
ペットフードでは動物性脂肪の酸化防止とビタミン・ミネラルの安定を強めるために使用されています。したがって、ラベルに表示されていなくても、ビタミン・ミネラルが使用されているペットフードには含まれている恐れがあります。肝臓ガン、胃潰瘍、膀胱ガンなどを引きおこすことが報告されています。
プロピレングリコール
水分を保持するためにセミモイスト(半生)タイプのフードやおやつによく使用されています。私達人間の日用品(洗濯洗剤・化粧品・薬用品・床用ワックスなど)の中によく含まれています。接触性皮膚炎・腎臓・肝臓障害に関係し、皮膚細胞の成長を阻害、湿疹・乾燥肌・表皮障害・アレルギーを引きおこす可能性、赤血球の破壊、遺伝毒性が報告されています。
亜硫酸ナトリウム
食品添加物のひとつで食品をしろくきれいにみせるために漂白剤として使われています。かんぴょう、乾燥果実、ゼラチン、果汁、糖蜜などに使用されており、使用量も制限されています。嘔吐、下痢、喘息、アレルギーをひきおこす可能性が報告されています。
亜硝酸ナトリウム
ナトリウムの亜硝酸塩で別名亜硝酸ソーダともいい、食品添加物のひとつ。ハム・ソーセージ・ベーコン、コンビーフ、いくらなどの魚卵製品などの見た目や風味をよくする発色剤として使われています。ボツリヌス菌の繁殖を抑制する効果もある一方、亜硝酸ナトリウムそのものには発ガン物質がふくまれているわけではないが、肉や魚肉、魚卵などに多く含まれるアミンという物質と結合すると、ニトロソアミンという強い発ガン物質を生成する。嘔吐、下痢、チアノーゼ、血圧降下、血球崩壊、尿細管の閉塞、中枢神経麻痺、遺伝子損傷性、変異原性、発ガン性、催奇形性、染色体異常、アレルギー
ソルビン酸カリウム
食品添加物のひとつでプロセスチーズ、ワイン、かまぼこやはんぺんといった魚肉ねり製品、マーガリン、みそ、ケチャップ、ジャムなどの保存料として使用され、カビや酵母、細菌の発育を阻止し、食中毒の発生を防ぐとされています。
このソルビン酸カリウムは亜硝酸ナトリウムという発色剤と一緒に摂取すると発ガン物質を生成します。この2つは併用されていることが多く、遺伝子障害、体重抑制、発がん性が報告されています。
着色料赤色2、3、40、102〜106号・黄色4、5号、緑色3号、青色1、2号
石油を原料にした着色剤で、アレルギー、遺伝毒性や染色体異常が報告されており発ガン性があります。これらの合成着色料は日本でも洋菓子やソーセージ、漬物などに使用されており、ドッグフードの色の均一化や見栄えをよくするために使用されています。色にごまかされていませんか。見た目をよくするためだけに使われる着色料、必要あると思いますか?

また、人間の食品において原材料表示偽装があるようにペットフードの原材料表示偽装の可能性はゼロではありません。人間の食品やペットフードにおいても、表示されている情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、疑いの目をもつことが大切だと思います。ペットフードメーカーによっては、各原材料の品質の詳細や安全性の証明、契約農家や製造工場までもくわしく公開するなどしてたりするので、フードのラベルをチェックするだけでなく、取扱店やメーカーのウェブサイトをチェックすると、フードに対しての取り組みなどもチェックすると良い判断材料となります。

   

食品添加物・化学物質関連リンク

  • 食品安全情報 厚生労働省食品中の農薬残留基準などの各種基準の策定に取り組むなど、私たちが毎日、口にする食品の安全性を確保するための施策を行っています
  • 食品添加物協会食品添加物の安全性、有用性等について正しい知識の普及につとめています
  • 日本食品化学研究振興財団食品添加物、その他食品化学に関する情報を収集しホームページに公開しています
  • 国立医薬品食品衛生研究所医薬品や食品のほか、生活環境中に存在する多くの化学物質について、その品質、安全性及び有効性を正しく評価するための試験・研究や調査を行っています
  • ICSC CARD 国際化学物質安全性カードIPCS(国際化学物質安全性計画)の事業で、化学物質が人の健康及び環境に与える危害を評価しその情報を提供する

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