愛犬とともに避難することができるように、携帯用のケージやリード、ペットシーツなどの備えが必要です。災害で避難所生活を余儀なくされた場合、避難所施設にペットは持ち込めない場合が残念ながら多いですが、だからこそしっかり備えておくことが愛犬をまもるために大切です。
人と同様に愛犬のための7日間程度の食事と水、万が一はぐれてしまった時のために鑑札や名札、身元のわかるものなどをしっかり首輪などにつけておくことが大切です。しかし首輪などは外れてしまう可能性もあり、できれば体に埋め込むマイクロチップが有効です。
避難所や救援所などでの伝染病のまん延を防ぐため、ワクチンや予防接種を受け、ノミ・ダニ予防、フィラリア予防など、日頃からしっかり健康管理を行うことが大切です。狂犬病ワクチンは接種が義務づけられていますが、愛犬に接種させていない飼い主さんもなかにはいらっしゃるようです。でも、知人や施設などに急に預かってもらうことなるかもしれないということも考えて、ワクチン接種は忘れずにしっかり行なっておくとスムーズです。
また、吠える・トイレなどの問題でトラブルのもとになりやすいので、日頃からしっかりしつけておくことも大切です。