愛犬のおなかの健康は、愛犬のすべての身体の健康につながっています。つまり、愛犬の健康と長生きのためには、腸内環境をととのえることが一番大事。せっかく質の良いフードや食べ物を摂取しても、腸内環境がよくなくて栄養をうまく吸収できていないことも多いのです。腸内環境を改善することは免疫力アップにつながります。
腸内環境を整えるためには、おなかの中の善玉菌を増やすことが必要。善玉菌は、「プロバイオティクス」とよび、有害なものの増殖をおさえ、さまざまな疾患のリスクを低減させてくれます。
手軽にとれる食品で有名なのが、ヨーグルトにふくまれる乳酸菌です。ヨーグルトは人だけでなく犬にもとてもいいのです。ただ、体質や与える量にもよりますがまれにおなかがゆるくなったり下痢してしまうこもいるので、最初はすこしずつ様子をみながらあたえてください。ヨーグルトの種類は砂糖や果肉のはいっていないプレーンヨーグルトをえらびましょう。個体差にもよりますが少量でいいので継続してあたえるほうがよいです。
我が家の愛犬(ミニチュアダックス)には、おやつにティースプーンに半分ほどあげています。2ワンとも大好きです。水分摂取量がすくないなと感じる時にも、すこしお水に溶かしてあげるとガブのみです。
そのほかには、納豆などの発酵食品もおすすめです。人が食べる納豆でもよいですが、味つけはしないこと。犬用のフリーズドライのものが、べたつかずおやつとしても与えやすくて便利です。
ただし、ヨーグルトも納豆もカリウムやリンが豊富なため、腎臓など臓器疾患がある子にはおすすめできません。