まず添加物には大きくわけてどんなものがあるかというと、栄養分を強化し、栄養価を高める栄養添加物、酸化防止剤など品質を保持するための添加物、また嗜好増進を目的として酸などがあります。
2009年6月、 愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)が施行され、添加物については、加工助剤(ペットフードの加工の際に添加される物)を除き、使用したものを全て記載することとなり、あきらかな添加物が入っているかどうかはわかりやすくなりました。
そして無添加とは、それらの添加物が製造過程で混入していないということです。
言い方をかえると、抗生物質・成長ホルモン・残留農薬等の影響のある動物の原料を使用していても、どんな成長過程をへて育ったかわからない動物・穀物が原料であったとしても、製造時に添加しなければ「無添加」表示ができるのです。
したがって「無添加」表示があれば100%安心できるという証明にはなりません。原材料がどこでどうやって作られているか疑問をもつことのほうが重要なのです。