ささみジャーキーの写真です

手づくり犬用おやつ「ささみジャーキー」

市販の犬用おやつ、とくにやわらかタイプのジャーキー類には、プロピレングリコールなどの危険な添加物入りの商品がものすごく多いのです。

プロピレングリコールは、水分を保持するためにセミモイスト(半生)タイプのドッグフードやおやつによく使用されています。接触性皮膚炎・腎臓・肝臓障害に関係し、皮膚細胞の成長を阻害、湿疹・乾燥肌・表皮障害・アレルギーを引きおこす可能性、赤血球の破壊、遺伝毒性が報告されています。

でも手づくりなら安心です。犬だけでなく人も食べられます。人も犬も安心して食べられる手づくりのささみジャーキー作ってみませんか?

材料
新鮮なささみ
犬にあたえるときの注意
愛犬にアレルギーがあったり、ふだん療法食をあたえている場合は与えるのをおやめください。また、のどにつまらせないよう小さくカットするか、手でもって少しずつあたえるようにしてください。愛犬の体重・体調などを考慮して数回にわけて与えてください。新鮮なお水もわすれずに。
ふだん食べなれない食べ物を食べたり、一度にたくさん食べると下痢・おう吐することがあります。ごはんを食べないからといって、おやつが主食にならないようにしましょう。おやつは主食の10%以内に。
また、冷蔵庫からだしたばかりの冷たい状態で与えて下痢するといけないので、少しだしておいてから与えるようにしてください。
鶏のささみのこと
鶏のささみは、低脂肪高タンパクで消化がよく、使いやすいので重宝しますが、鶏肉の部位のなかでいちばんリンの含有率が高い部分なので、たくさん与えすぎないように気をつけましょう。腎臓などに負担がかかります。
作り方
1.ささみは水で洗い、キッチンペーパーで水気をよくふきとります。
2.適当な大きさにうすくスライスし、100℃のオーブンで片面約50~60分ずつじっくり焼きます。

このレシピではしっかりハードタイプのジャーキーができあがります。およそ半分くらいまで縮みます。焼くというより水分をとばす感じです。低めの温度でじっくり焼くことでうまみが凝縮されます。もし噛まずにすぐに飲み込むこや固いジャーキーが苦手なこには、焼き時間を短くしてソフトタイプのジャーキーにしてあげるか、小さく裂いてからあたえるようにしましょう。また、かたく焼きすぎたり、かたくて食べてくれないようなときは、ゆでてやわらかくするといいです。

保存に関しては、保存料等使用していないのでかならず冷蔵庫で。ハードタイプで夏場は約1週間、冬場は1~2週間くらいまで。ソフトタイプは2~3日といったところで長くもちません。

※機種により、焼き加減に差がでるかもしれません。また小さめに切ると焼き上がりも早くなります。はじめて焼く場合は様子を見ながら焼いてください。

飼い主さんも一緒に楽しめる

そのままでもとても美味しいですが、やっぱりマヨネーズをそえて、おつまみに!わたしはほどよく焼いたソフトタイプがすきです。ハードタイプだとスルメのようなあじわいで、噛めば噛むほど味がでてくる感じです