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ペットフードは災害などの非常時にも有効で、一定の栄養バランスがとれており
誰でも簡単に与えることができるとても便利なものとされ、現在主流となっています。

しかし中には石油製品などを原料に化学的に合成してできた合成添加物が使用されているペットフード・おやつがたくさん出回っています。
それが原因で病気などトラブルがおきている可能性があると指摘されています。

2007年3月には北米でペットフードが大量リコールされたり、日本でも原材料表示偽装があったりして、メーカーや原産国、原材料、表示そのものに不安や疑問を抱くオーナーさんがふえています。

現在、ペットフードの原材料・添加物の表示において5%をこえるものは表示してもよいことになっています。5%をこえないものはどんなに危険な添加物を使用していても、表示する義務がないということになります。

また罰則もないため、ラベルに表示されている事項が本当かどうか、消費者の私達には知る術がないのが現状です。

しかし、すべてのフードが悪いという事ではありません。原材料全開示しているフードやメーカーもあります。いま、危険ペットフードを飼い主が見極めなければならない時代になってきたということなのです。

ペットフード主原料はなにか

本来、犬は肉食です。愛犬に与えているフードの主原料を知っていますか?
犬にとって消化が苦手な穀物が主原料のペットフードはとても多いのです。

ペットフード表記の規則では、原料の使用量の多い順に表記することになっています。
表記されている原料の3〜4番目までが主原料です。フードのラベルを確認してみてください。

一番最初に記載されるべき原料は肉類(鶏・牛など)で、穀物、野菜…であるべきなのです。しかし、市販のドッグフードは穀物が主原料のものがほとんどです。
たとえ、最初に記載されている原料が肉類であったとしても、実は穀物主原料のペットフードであることがとても多いのです。そこには表示のカラクリがあります。

ペットフードによく使用されているとうもろこしを例にとってみましょう。
とうもろこし、とうもろこし粉、コーングルテンミールはみな同じとうもろこし原料です。
しかし、表示においてこれらは別々に表記することになっています。

これらのフードの占める割合を合計してみると、一番最初に記載されている肉類より多くなり、実はとうもろこしが主原料のフードであることに気づくことがとても多いのです。
お肉が主原料だと思っていたけれど、本当は犬が消化を苦手とする穀物が主原料のフードだったなんてと気づくとちょっとショックですよね。

また、とうもろこしですが安上がりでかさを増やすために使われているようです。
すべてのフードがそうというわけではありませんが、人が食べない部分、つまりカスも使用されていることがとても多いようです。
また、とうもろこしが主原料のペットフードを食べ続けているとナイアシン(B3)が不足して皮膚アレルギーの原因になる可能性があると言われています。

ペットフード原材料を理解する

ドライフードの原材料の表記の中には、これなんだろう?と思うものがたくさんあります。
人はわけのわからない原材料を使用してできた食べ物は食べません。
でも、犬は食べ物を自分で選ぶことができず、飼い主さんに与えられたフードを食べるしかありません。

まずは愛犬に与えているフードの原材料にどんな名称で書いてあるかチェックしてみましょう。
どんなものかわかりにくいまぎらわしいものがたくさんあります。すこし紹介します。

粗タンパク、粗脂肪、祖繊維などの「粗」とは純粋ではないという意味です。

ミートミールとは、とてもあいまいな言葉で、AAFCO(米国飼料検査官協会)の定義によると、

「通常の作業で偶然混じる量を除いた、血液、ひづめ、角、皮、糞、胃、第一胃をふくまずに、廃棄物処理された哺乳類の繊維」

とあり、とてもあいまいなもので、廃棄物同等のものなのです。

チキンミールやラムミールなど由来のわかるミールはこのミートミールとは違います。
チキンミールはAAFCOの定義によると、「ひき肉いされるか、サイズを小さくした鶏肉」とあります。こうした、チキンミール、ラムミール、由来の分かるミールは水分が少なく、タンパク質の多い、ただのチキンやラム肉より良い原料とされています。

しかしながら、由来がわかるとはいえどのレベルのチキンなのかラムなのかわかりません。
最高品質の○○ミールなのか、粗悪な○○ミールなのかは、メーカーのポリシーやプライド、原材料についての詳しい表示や証明をよくチェックしてみきわめるしかありません。

ビタミン、ミネラルには天然原料と化学合成されたものがあります。
天然のビタミン・ミネラルは高価なので、一般的に使用されているものは化学合成のものが多いようです。化学合成のビタミン・ミネラルは栄養素としての役割を果たすことなく、体外へ排出されてしまいます。

ペットフードのラベルをじっくり見ていくと、いかに添加物が多くふくまれていて、犬の好物、犬の消化機能のことからかけ離れているものが多いことかと痛感させらることが多いです。

危険化学合成添加物

以下の代表的な危険な添加物が使用されていないか、
商品のパッケージの裏側の原材料表示を一度チェックしてみてください。

某メーカーのソフトささみジャーキーの原材料表示

これは某メーカーのソフトタイプのささみジャーキーの原材料表示です。
危険な添加物とされているプロピレングリコール、BHA、ソルビン酸カリウム、亜硝酸ナトリウムが含まれています。

危険ペットフードを避けるために

犬にとって粗悪なペットフードを避けるために参考になればと思っています。

  1. 肉類・野菜類・動物性油脂・植物性油脂・ビタミン各種などのあいまいな原材料表示のあるフードは避けましょう。どんなものかまったくわかりません。
  2. 副産物・副産物粉などと表示されているフードは避けましょう。AFFCOの定義によると肉以外の・・とありその安全性ははっきりしていません。
  3. 犬の本来の食性を理解し、主原料はなにかを見極める
  4. フードの風味付け、形状や色は犬にとって必要ありません。合成調味料、着色料、香料などが添加されているということ。またメディアやCM、ブランド、パッケージのキャッチコピーを信用しないこと。
  5. 酸化防止剤(エトキシキン・BHA・BHT)や、保存料、漂白剤、防カビ剤などの合成添加物を使用しているものは避けましょう。
  6. 塩分や砂糖、キシリトールなどの合成甘味料などを添加しているものは避けましょう。
  7. 人間の食品レベル基準をクリアしている、人が食べれるレベルだと安心。
  8. 賞味期限が長いものは避けましょう。開封して1ヶ月以内・未開封で1年につかいきれるものを。自然界のものはすべて酸化し、腐ります。酸化防止・品質保持に使われるビタミンCは12時間で効力を失い、ビタミンEでも1ヶ月は持ちません。賞味期限が長いものは添加物量があやしい。
  9. メーカーがちゃんと対応してくれるかどうか。お客様相談の窓口がありますか?
  10. ホームセンターなどの量販店などで入手できる格安なぺットフードは避けましょう。愛犬の1食分はいくらになりますか?その値段で栄養満点だとか栄養バランスが整っているなはずがありません。
  11. 並行輸入品(ラベルが全部英文です)は避けましょう。並行輸入品は正規品とちがい、輸入ルートが不明、温度管理もされない格安な輸送手段であったりして、日本に届いた時点でのペットフードの品質に疑問があります。

無添加のフードやナチュラルなおやつは賞味期限が短く、保存の状態によってはすぐに傷んでしまいやすいです。開封後冷蔵保存が指定されていたりします。
ドライフードは開封後1ヶ月以内で愛犬が食べきれる量の袋を選ぶことが大切。
そして直射日光にあてない、温度や湿度の管理など保存の状態・場所には気を配り、酸化を防ぐために密封できる容器で保存しましょう。
とにかく開封後は、早めに使い切ることが大切です。

ペットフードのパッケージやキャッチコピー、値段でえらばないでほしい。
あいまいな表示しかしていないペットフードは避けましょう。
原材料の品質の詳細安全性の証明、契約農家や製造工場までもくわしく公開するなどしているペットフードメーカーもあります。

愛犬のために責任をもってフードを選んであたえてあげてほしい。
どんなフードを与えているのかわかってほしい。
ペットフードの現状をよく理解すれば、粗悪なペットフードを避けることができます。
自分で見極める目をもつことが必要な時代です。
確かに、安いフードを食べていてもなんのトラブルもなく長生きする子もいます。
でも、安いフードを食べていて病気になる・トラブルで悩む子もたくさんいるのです。


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