那智。まだ目があきません。

ダックスと一緒に暮らしている方はもちろん、ダックス好きさん、これからダックスを家族として迎え入れようと思っている方、ダックスのこと少しのぞいてみませんか?

ダックスフンド交配とタブー

愛犬のBabyが見てみたい!と1度は考えた事があると思います。私も、犬を飼いはじめたころはそう思っていました。しかし、犬の交配について勉強していくうちに、飼い主の責任の重大さや、ダックスフンドの交配(繁殖)はとても奥が深く、複雑でかんたんではないということを知り、安易にできるものではないとあきらめました。

現在、ダックスは人気犬種トップをずっと走っているため、乱繁殖され続けており、スタンダード(標準犬種)の維持が難しくなってきているようなのです。

個人で交配させようと考えている方、ダックスに限らず、犬の交配に伴うリスクについてよく勉強してほしい。あとで後悔しないようよく考えて、考えて、考えてほしいと思います。

違毛種同士、体格違い、ダップル×ダップルのカラーの組み合わせ、血筋、遺伝的疾患因子の有無など交配には向かないタブーとされる条件がたくさんあります。安易に交配させて体の弱い子や先天的異常や奇形をもった子が生まれたり、死産になってしまうことがあるということをご存知でしょうか?

現在、ダックスフンドは10年以上も犬登録数トップを走っています。それだけ人気が高いということですが、それだけではすみません。ブームにのった乱繁殖がされているという実態があります。それはまだ続いています。こうした安易な交配、営利目的での交配などが繰り返されてダックスのスタンダード(犬種標準)はどんどん崩れていっているようです。

一般論ですがダックスは色素が薄くなればなるほど、健康面や性格面に支障がでてくることが少なくないようです。タンが小さいと色素が濃いといわれています。色素が薄いということは、外からの弊害を受けやすく病気に対する抵抗力も弱いということです。

ダックスはカラーが豊富なところも魅力的なところのひとつで、ついついめずらしい毛色に惹かれてしまうことも多いです。でも、色素が薄い可能性がある、つまりは遺伝的にもかなり複雑になっており、その子の子孫を望むのはまずおすすめできません。

そういっためずらしい毛色のダックスをウリにして無理な繁殖を繰り返しているブリーダー・業者も一部見られます。販売目的だけで、その子の遺伝的な事柄があればその説明、また将来の繁殖などについての十分な説明もない、もしくは答えられないようなブリーダー・業者は避けるべきだと私は考えています。

血統書があるから安心と思うのはやめましょう。
遺伝的な疾患・因子の有無は血統書には書かれていないからです。

ダックスフンドダップル交配

ダップルの交配は非常に複雑で、レッドやブラックタンなどよりかなり神経を使います。
どうしてかというと、ダップル×ダップルをかけ合わせると生存率がかなり低くなってしまう確率が高く、タブーとされています。、また愛犬がダップルではないからと安心はできません。

ダップルがどうやって生まれるかというと、親のどちらかがマールという名の遺伝子を持っているとダップルが生まれる可能性があります。どんな模様になるかは生まれてくるまでわかりません。わずかに斑が入っている場合、ひとつでも入っていればダップルということになり、マール遺伝子をもっているということになります。

我が家の那智も一見、ブラックタンにしか見えないのですが、胸のところに白い斑が入っています。ですからマール遺伝子を持っていることになります。レッドやクリームは毛の色が薄いので、ダップルの白い斑を見逃してしまっている可能性があります。よく観察してみてください。

ダップルと交配させるのなら体毛が2色のダックス(ブラックタン・チョコタン)と交配させるのが基本形ですが、我が家の那智のようにマール遺伝子をもっていないか気を配る必要があります。
また、血統書などで3代前〜5代前までさかのぼって、マール遺伝子を持っている可能性があるかどうか、どういう組み合わせで血統が続いているかを確認することが大切です。

そしてなにより、ダックスの交配に詳しくて信頼できる獣医さんやプロのブリーダーさんによく相談されることをおすすめします。疾患をもったまま生まれてしまう子達を増やさないために、生まれてくることもできない子達を増やさないために、安易な交配が繰り返されないようになることを願っております。

交配は飼い主の責任

くろい子がわが家の那智です。

ダックスにかぎらず、愛犬をどうしても自己交配させる場合、事前によく勉強して欲しいです。

愛犬のことをちゃんと自分でしらべてほしい。決してブリーダーさんまかせにしてほしくないです。そのブリーダーさんも、ダックスの向上を目的とした交配を行っている信頼できるプロのブリーダーや獣医さんを見極めて、よく相談してほしいと思います。その上、リスクがあるということを忘れずに納得・理解した上で行ってください。

生まれた子には何の罪もないのです。疾患をもって生まれた場合、責任をもってその子を育てていけますか?

無事に生まれたとしても、生まれるのはまず1頭ではありません。お友達ダックスわんこは、死産をふくめ9匹出産しました。里親さんをさがすことは思っている以上に大変で神経をつかいます。

里子に出す場合、犬を飼う知識・環境をもつ安心できる里親さんを責任をもって探すことができますか?里親さんが見つからない場合、すべての仔犬を最期まで育てていく信念と環境、金銭的余裕はありますか?
また母犬は本当に子供が欲しいと思っているのでしょうか?出産は母犬の命の危険を伴い、とても大きな負担がかかります。

すべては飼い主さんの責任です。健康な犬の種を絶やさないためにとても大切なこと。かわいそうな子孫を残さないためにもとても大切なこと。大切な愛犬のことをよく考えて、理解してほしいです。

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わが家の愛犬たち

ダックスの人気度

約10年ものあいだずっと1位だったダックス人気ですが、2008年登録頭数より(JKCデータ)3位転落です・・・
2011年 45,430頭(3位)
2010年 53,845頭 (3位)
2009年 66,467頭 (3位)
2008年 79,156頭(3位)
2007年 93.073頭(1位)
2006年 116.505(1位)
2005年 138.163(1位)
2004年 159.272(1位)
2003年 171.144(1位)
2002年 150.742(1位)
2001年 122.589(1位)
2000年 97.178(1位)
1999年 76.711(1位)

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遺伝性疾患を減らしたい