狂犬病とは

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりして発症する人畜共通感染症です。狂犬病ウイルスを保有するコウモリがいる洞窟内では、空気感染する場合があるとの報告もあります。

字だけを見ると、イヌだけのもののように思いますが、そうではありません。狂犬病ウイルスは、人間を含むすべての哺乳動物に感染します。ヒトが狂犬病ウイルスに感染すると、咬まれたりした傷の部位によって差がありますが、一般的に1〜2ヶ月の潜伏期間を経て発症します。

咬傷から侵入した狂犬病ウイルスは神経系を介して脳神経組織に到達し発症するので、脳に近ければ近いほど早く発症します。

狂犬病の症状

発熱、頭痛、倦怠感、筋痛、疲労感、食欲不振、悪心嘔吐、咽頭痛、空咳等の風邪のような症状ではじまり、咬み傷部位の疼痛やその周辺の知覚異常、筋肉の痙攣などが起こります。

そして異常興奮、不安、錯乱、幻覚、攻撃性など神経症状が現れ、恐水発作等の筋痙攣(水を飲むと喉や全身が痙攣がおきるため、水を恐れて凶暴になる)などを起こし、最終的には昏睡状態に陥り、呼吸障害で死亡します。
恐ろしいのは、発症するとほぼ100%死亡してしまう…特異的治療法がないというところです。

この狂犬病から人はもちろん愛犬を守るために、日本では狂犬病予防法という法律に基づき、生後3ヶ月以上の犬は年に1度予防注射を打つことが義務付けられています。

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